第3話 謎の監督趙金雲
大体の流れ
星章学園に負けてしまったものの、アイランド観光がスポンサーについてくれたのでサッカーを続けることができるようになった伊那国イレブン。相変わらず雷門中の生徒たちは明日人たちを馬鹿にする。その中には杏奈たち雷門中生徒会も含まれている。杏奈はその最中、練習する明日人たちにキラキラ輝くものが見えた。これなんなんだろう・・・杏奈には才能あるチームを見抜く力でもあるんだろうか・・・どっちにしろ嫌いだけど。
また、フットボールフロンティアの予選の仕組みが変わっており、金雲によればトーナメント方式ではなく、6チームと戦ってその勝利数が多い2チームが本戦に進出できるもよう。つまり星章に負けても他の5チームに勝利すれば本戦に出られるということらしい。
次の対戦相手は鉄壁の守りで知られる美野道三中。皆は相手の守りを崩すための攻撃を鍛えるべきだというが、金雲監督は守備を固める練習をするよう指示。またまた意図の分からない指示かよ・・・そんな監督のやり方にサスケはキレる。それをたしなめる鉄之助。一方の達巳と明日人は何か意味があると信じる。
そんな中金雲はくじの入った箱を持ってきた。当たりを引いたら厳しい練習を休めるとのこと。当たりを引いたのは貴利名と高志。しかもこのくじ引き金雲の部下と思われる黒子がおり、彼が貴利名と高志に当たりを引くよう仕向けたようだ。
次の日の朝、金雲は雑用として高志に壁の落書きを消すよう指示し、貴利名には雷門中のいたるところに水撒きをするよう指示した。そんな中、金雲の元に杏奈がやってきてサッカー部を潰すよう言ってくる。そんな杏奈に金雲は貴方がその目で確かめた上で慎重に判断してくださいよと言って去って行った。
後日。金雲は攻撃以外の特訓としてロングパスの練習をずっとやるよう指示。監督の態度に完全にキレたサスケは参加しねえからなと練習を放棄して去って行ってしまう。おまけに不登校状態にまでなる。サスケうぜえ。
そんな中、貴利名は効率のいい水のまき方を習得。高志は壁の落書きを消すことに対して悟りを開くまでになっていた。壁が壁であればそれでいいってすっきりした顔で言える高志は優しいなぁ。
一方のサスケは相変わらずひきこもり。明日人が説得するためにサスケのいる屋上へ行き、思い出話を始める。そんな話を聞いた影響かサスケも自分のことを話しだす。
彼は元々ポジションはDFだったが、実を結ばなかったようである。そんなある日、ひったくり犯がサスケの近くを通りかかる。サスケはひったくり犯を止めようとするが追い抜かれてしまう。慌てて追いかけるが、犯人は商店街へ。サスケは商店街を駆け抜けるが、犯人はすでにいなかった。そんな彼の横から1つのボールが飛んでくる。ボールはひったくり犯に見事命中。
ボールをけったのはなんと木戸川にいたころの豪炎寺だった。サスケは豪炎寺を急いで追いかけ声をかける。DFをやっていると。そんなサスケに豪炎寺はDFには向いていないとぶった切り、進むべき道が見えないなら反対側を見て自分だけの道を探せとアドバイス。これを機にサスケはFWに転向したとのこと。サスケもどうやら豪炎寺を尊敬する一人だった様子。
そんな話をする明日人とサスケの元にのりちゃんがやってきて、ご飯はみんなで食べるのが美味しいんだよという名言を言った。サスケに対してものりちゃんは優しいんだなぁ。高志と同じぐらい。
そして美濃道三中との試合の日がやってきた。ユニフォームもアイランド観光のロゴが入ったものに変更された。更になんと杏奈がマネージャーとして加入することに。金雲の言葉に動かされ、自分の目で確かめることにしたようだ。でも嫌いだからな。ふん!
その後、杏奈が初仕事としてメンバーのイレブンライセンスカードの写真撮影を行うことに。このカードはトレーディングカードとしても販売されているようで、大谷ちゃんはコンプリートしているとのこと。また、取り直しは認められているのかいないのかあやふやで、変なポーズで写真撮影してしまい、撮り直しを許してもらえなかった鉄之助が少し可哀想である。
観客席には野坂と灰崎も来ていた。今回から試合前にはスポンサー企業のPVが流れる。PVはどちらも良く作られていると思う。もはやプロサッカーチームだな。
美濃道三中のメンバーは全体的に巨漢選手が多い。フォーメーションは4-4-2。キャプテンは10番の岩垣。5番の万里はPVで「レンサ・ザ・ウォール」を使っていた選手だと思われる。それと4番の盛上モコ・・・こいつ絶対アレスの天秤史上最もやばい必殺技の「もっこり丘のモアイ」の使い手だろ。あとFW2人の名前ががヤモリと猿って絶対キャラの名前ネタ切れしてるだろ日野社長・・・個人的には7番の盾野と2番の前野と6番の武六の3人がいい感じ。
そしてなんとベンチには強化委員である塀吾郎の姿が。しかし、足を捻挫してしまい試合には参加できないとのこと。背番号は15番。にしても雷門のエースDFだった塀吾郎を序盤のチームに入れてくるとは・・・これなら半田や宍戸期待してもいいよね?
そして試合開始。美濃道三の選手たちはものすごい圧力で雷門を圧倒してくる。試合はどうなってしまうのだろうか・・・そして高志や貴利名の雑用は必殺技の習得フラグなのだろうか?そんなこんなで次回に続く。
感想
うん、ストレスマッハの1話2話よりは面白くなってきた。サスケの練習放棄、金雲の意図を説明しない練習、杏奈と子分の見下しにはイラつからされる。サスケは事情を話してくれたし、金雲は解釈型監督としてみればまあいいとしても、杏奈はマネになっても絶対許さないから。とはいえサスケや金雲も嫌いの域から脱却できそうだとは思うけど好きにはなれそうにないな。
それにしてもこんな序盤で塀吾郎出してくるとは思わなかった。個人的に千羽山中の話が結構好きだったので塀吾郎はできれば千羽山に派遣してほしかった。これで千羽山の再登場は絶望的かもしれぬ・・・
あとのりちゃんの格言可愛い。ご飯はみんなで食べるとおいしいよ!か・・・私にはそんな仲間なんていないけどそれは分かる気がする。