イナズマイレブンアレスの天秤23話感想

第23話 伝説を乗り越えろ!

感想

伝説的存在になった円堂キャプテンを乗り越える回。やっぱり円堂キャプテンはかっこいい。試合の中でもどんどん進化して行って、マジン・ザ・ハンドを全方位の守りに広げたり、新技風神・雷神を生み出して、更に進化して行った所とかも全部素敵。試合終了寸前で流れた立ち上がリーヨも明日人たちよりも円堂キャプテンたち利根川東泉側を応援しているようにも聞こえたし、お前たち、またサッカーやろうぜの格言も良かった。

中でも一番よかったのはバックドラフトを体を張って留めた玄場とのやり取り。玄場がすまねえキャプテンシュート防ぐことができなかった・・・からの円堂キャプテンの謝るのは俺の方だ。お前のガッツに答えて、ここから先一点も点はやらない!という決意。

玄場が背番号7番だったのも大きかったんだろうけど、このやり取りで前作の少林とのやり取り(世宇子戦でのすいませんキャプテン止められませんでした→そんなこと気にすんな!)を思い出して嬉しかった・・・このやり取りがイナズマイレブンに感動してのめりこむようになったきっかけでもあったから。金雲や子文は諦めない男だとか鬱陶しいとか言ってたけど、そこが円堂キャプテンの強みだ!あと金雲は子文に仕事押し付けて売り物のアイス食べて、試合が終わったら急に顔を出すとか相変わらずフリーダム。こんなんでイナズマジャパンの監督やるの大丈夫なんだろうか。

それと・・・昇はもう少し扱い良くできなかったものか。一応彼は日本代表に選ばれているわけなのだが、必殺技は一度も発動していないわけだし、これでなぜ彼が日本代表に選ばれたのか全く分からなくなってしまった。彼の見せ場を作る機会はいくらでもあっただろうに。リベロ対決の時に雄一郎を抜き去ってシュート技決めるもしくは雄一郎をドリブル技で抜き去る、もしくはバックドラフトやビクトリーラインを撃たれたときに円堂キャプテンの前に立ってシュートブロックするぐらいできたのではないだろうか。なんのためのリベロなのだろうか。まだ成長段階だからこれからだ!とでも言い訳するんだろうか。これだとスパークウィンドを使える雄一郎の方が上に見えてしまう。

もうここまで来ると日野社長が旧キャラ人気にすがりたいのか、新キャラを優遇したいのか全然わからなくなってきた。主人公である明日人、灰崎、野坂の物語を描きたいのなら、円堂キャプテンたちに縋らずに舞台を50年後辺りにして新キャラだけで話を作った方が良かったのでは?そうすれば円堂キャプテンたちも本当に伝説になれて、クララやまとろちゃんたちも犠牲にならず、世界編や天馬ちゃんたちイナズマGOのキャラたちも消えることはなく視聴者の多くも納得したような気がする。

一番心配なのは達巳の足。ビクトリーラインを放った時に技のブレの修正をするために相当力を入れていたみたいなので、決勝の王帝戦で離脱するのではないか(代わりに灰崎がIN)と思うと不安である。一方の灰崎は自分のためにサッカーがしたいという本当の気持ちを茜に伝える。復讐のためだけにサッカーをやっていた灰崎がここまでになるとは意外だ。野坂は脳腫瘍のダメージがさらに悪化しながらも、ドクターストップを振り切り主治医に試合に出ることを伝える。見るからにつらそうだが、本当にサッカーをしても大丈夫なのだろうか?

必殺技講座

風神・雷神

円堂キャプテンの新必殺技。雷神の魔神だけでなく風神の魔神も呼び出して、二体でゴールの全方位を守る。しかし、3本のラインで攻めるビクトリーラインはさすがに止められなかった。

バックドラフト

明日人、サスケ、鉄之助の必殺技。サスケのファイアトルネードを明日人がサイドに蹴り、それを鉄之助が野生の感を生かしてぶち込むファイア弾道補正の強化版。FW3人の初の連携技であり、鉄之助にとっては初めての必殺技となった。鉄之助、新技おめでとう。名付けは祐。祐、お前こういうとこでしか活躍しないから嫌われるんだぞ・・・

ビクトリーライン

明日人、サスケ、達巳の必殺技で金雲が不在になる前に残したもの。3人で竜巻を起こし、ボールに力を込めて蹴ることで三方向に分かれる三色のラインを打ち込む。円堂キャプテンでも風神雷神の力で左と右の光は止めたが、中央の光は止められなかった。しかし、この必殺技で達巳は技のブレの修正のために力を使い、足にかなりのダメージを負ってしまったようである。

今日の格言

発言者:円堂キャプテン

「お前たち!またサッカーやろうぜ!」

うん、またサッカーやろうぜキャプテン!できれば円堂キャプテンたちに勝って決勝に行ってもらって野坂たちを救ってあげてほしかったけどやっぱりそれは難しかったか・・・だけども、美濃道山以来の最高の試合をありがとう。

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