第16話 雪原のダブルプリンス
感想
今回は白恋編。前半では1か月前のなえちゃんの入部した経緯が描かれ、その後雷門と白恋の戦いが描かれた。
強化委員の染岡さんによれば、なえちゃんの投入は白恋イレブンの起爆剤のためとのこと。なえちゃん自身のサッカー経験はほとんどなく、うちの事は姫と呼んでくれなどというちょっと行き過ぎな面も見られるが、本質的にはいい子に私は思える。少なくともサッカーへの思いは本物だろう。ぴょんぴょん可愛い。だけど忘れてはいけない・・・白恋には女子選手であるまとろちゃんとこんこちゃんもいるんだということをね。
のりちゃんがうわあああのしすぎで悩んでいるのも描かれた。ウズマキ・ザ・ハンドは強豪選手のシュートを止めるにはもはや限界にまで来ているようだ。これは新キーパー技を習得するフラグ・・・?同じように明日人もFWとして悩んでいるようで2人で強くなる競争を約束した。これは明日人も新シュート技を・・・って思ったけど持ち技のシャイニングバードはまだ止められたことないし、先週サスケと合体で爆熱ストーム習得してたやんけ・・・
しろうさぎ本舗のCM可愛い。あのうさ着ぐるみ着てCMしてるの髪色とかからしてこんこちゃんなんだろうか。普段感情を捨てている野坂ですらぴょんぴょん言いながら嬉しそうにまんじゅうを食べている。西蔭はそんな野坂を見てさすがに戸惑っているが・・・重症の最中雷門の試合観戦ご苦労様です。
アツヤのクマゴロシは中々だと思う。一つの必殺技でシュートとシュートブロック同時にできるし。また、これまでの時空では絶対に叶わなかった士郎との合体技、ホワイトダブルインパクトもすごくよかった。かっこいい!
だけど・・・人の家の職業や馬鹿にする卑怯な戦法をとるのは正直頂けなかった。高志の語尾を馬鹿にしたり雄一郎の家業を馬鹿にしたり、それで守備が上手くいかなくなって達巳や祐との間に亀裂が生まれたり・・・このアツヤのやり方をこの程度でダメになるならそれまでとかいう言葉で認めている士郎も中々性格悪いな。まさにドS兄弟。
だけど結局は楽しくサッカーをするがモットーの明日人が守備に入って不足している分をカバーして他のメンバーに対してサッカーは楽しい物じゃないか!と言って元気づける。それで亀裂も元に戻っちゃう。仲間に亀裂が入っても自分が楽しくサッカーをすることで他メンバーにサッカーの楽しさを思い出させ亀裂を戻す。これこそが明日人の強みなのかもしれない。その前に、達巳はいい加減必殺技覚えてね。
一方、星章が敗退したことで野坂やアレスの天秤への復讐という生きる意味を見失った灰崎はヤンキーたちと喧嘩に明け暮れるようになってしまう。集団で攻めるヤンキーに対して1人きりの灰崎が一方的にやられてボロボロになっている。明日人も白恋戦前に灰崎の所まで行き、サッカー続けるよな?と聞くがが俺を笑いに来たのか?などと言われて逆効果。
だが、都内某所の大型テレビで雷門VS白恋戦の試合を見ている彼の様子を見る限りでは鬼道さんがかつてやったように雷門に転向して共闘すると言う可能性が出てきたのかもしれない。そうだとすると、FWで合体技や必殺技の多い明日人とサスケがベンチに行くことは考えにくいし、鉄之助がベンチになってしまう可能性があるのか・・・
来週はようやくなえちゃんが出撃する模様。次回予告を見る限り足がすごく早いようである。それとぴょんぴょんするのが可愛い。ああー心がぴょんぴょry・・・なんでもないです。それとまとろちゃん目立ってなかったから後半戦ではもう少し映してね。こんこちゃんと礼文と真降はいい感じの活躍でした。
ベンチから出られなさそうな烈斗と喜多海も2人でタブレット端末見て(おそらく試合のこと)るなど、存在まで消された屋形やほとんどいない者扱いされた五条さんのような扱いはされなかったのでよかった。
必殺技講座
必殺クマゴロシ斬・縛
アツヤの必殺技。2タイプの側面を持つ必殺技であり、斬でシュート、縛でシュートブロックができる。縛の守備力はあのホッキョクグマ2号を簡単に止めるほど。おかげでまとろちゃんたちDF陣の出番がなくなってしまうのは言うまでもない。
ホワイトダブルインパクト
士郎とアツヤの必殺技。ボールを蹴り上げて凍らせた後に足に竜巻を纏い、2人同時にボールを蹴ってシュートする。早い話がエターナルブリザードを2人で撃ったという感じのシュート技。
罵倒
アツヤの必殺技(?)。相手の家業や語尾を貶すことで相手側の味方との連携を崩す卑怯な技。彼曰く頭を使っているだけとのことだが、人を馬鹿にする奴はろくな人間にならないと思うんだけどな私は。ちなみに士郎公認。
今日の格言
発言者:明日人
「思い通りにならなくたってみんなで前に向かっていくのがサッカーだ!」
自分が全力でサッカーを楽しむことでチームの亀裂を戻すという力を手にした明日人。もはや彼におそれるものは何もないのではないだろうか・・・あるとすればそれは悲惨な現状になってしまった父親ぐらいか。