第13話 壮絶!嵐の最終局面!!
感想
星章VS雷門の最終決戦回。冒頭ではなんと星章のコーチが久遠に話す形で調べた金雲の経歴が発表される。それがなんと・・・
スタンフォード大学卒業→軍人3年→功夫師範3年→ベースボールプレイヤー3年→サッカープレイヤー3年→サッカー監督を1年で引退→10年間スポーツ界の歴史から姿を消す→雷門中監督というものだった。金雲が10年間姿を消していた理由は世界サッカーへ批判的な行動が原因とのこと。サッカー選手だけじゃなくて野球選手までやってたのかよ・・・
久遠曰く金雲はサッカーを知りつくした存在とのこと。つまりは金雲は有能な監督であることがほぼ確定した。実際、ここまで雷門が勝ち上がってきたのは金雲の采配のおかげでもあるのも事実。それに加え、指圧マッサージの技術まで持っており、明日人の足の痛みを一時的に治したりもしてしまう。でも私は認めない。
灰崎は相変わらずの悪役振りで明日人を目の敵にしながら暴走。しかし、熱い試合の影響か、終盤の試合終了後は勝ちたい気持ちから水神矢たちに力を貸してくれと頼むなど、すっかりいい奴になっていた。試合終了後の紳士的なサッカーの発言には驚き。灰崎の紳士的なサッカーなら見てみたいかも。
また、今回は明日人が積極的に守備に入って灰崎たちを翻弄し、雷門の戦術に対するイメージを全員攻撃全員守備のように見せかけてその隙に他のメンバーはシフト制でマークについて体力を温存する作戦を使って逆に星章側を大きく動かし、体力を削って疲れさせる作戦が使われた。これには策略家の鬼道さんも気づけなかった様子である。あの鬼道さんを欺くなんてやるな金雲・・・
終盤では野坂が観客席で倒れ、杏奈に介抱されるシーンも。また、茜の病室で野坂がもうすぐだと言うような会話をしたところを見ると、野坂と茜は最初からグルで灰崎を陥れようとでもしていたのだろうか。それに杏奈が拾った野坂の薬のケース・・・あれを見る限り、彼は大きな病を抱えている可能性があるかもしれない。
次から始まる本選では星章は王帝月ノ宮と戦う模様。そこから考えると、星章(灰崎)を負かすことで、彼が持つアレスの天秤への復讐を終わらせようとでもしているのだろうか。謎は深まるばかりだ。なお、杏奈は野坂に惚れてしまった模様。しかし、一緒にいる茜を彼女かなと思っていたのを見る限り、恋愛には発展するのかどうかまだ分からない。
次回から本選の模様。次回予告には本格的に指導し始めた王帝月ノ宮や円堂キャプテンらしき少年も登場。ますます期待が持てる!
必殺技講座
メテオドロップ
サスケ、明日人、貴利名の必殺技。貴利名がサスケを上に乗せた状態の明日人をスカイラブハリケーンの要領で足で蹴り上げて上空に飛ばし、更にサスケが明日人を踏み台にして飛び上がりボレーシュートを撃つ。撃たれたシュートは地面を走ってゴールに突き刺さる。発動時は完成しいなかったようで、不安定だった模様。
シャイニングバード
明日人の必殺技。空に飛びあがり、炎の鳥を纏わせたボレーシュートを撃つ。ようやく明日人にもシュート技を覚えて、FWらしくなってきた。もうノーマルシュート得点は卒業やな。
ひとりワンツー
イナズマイレブン無印時代からある低コストのドリブル技。今回は灰崎が使用。
今日の格言
発言者:灰崎
「人には絶対負けられない瞬間がある。だとすればそれが今だ!」
灰崎が仲間に力を貸してくれと言った時に言った格言。星章学園はこの試合が始まる時点で決勝息が決まっていたのもあってか、灰崎はこの試合を最初のうちは消化試合だとしか思っていなかったようだが、それをこんな格言を言うまでに本気にさせた明日人すごい。明日人とも本気で思いをぶつけ合ってお互いを理解しあったいいライバルになれたみたいだし、また決勝の舞台で戦えるといいね(なお、この後野坂たちに・・・おっと誰か来たようだ)。