イナズマイレブンアレスの天秤の愉快なキャラたち(永世学園編)

驚異の侵略者編のエイリア学園に当たる学校。これまでのイナズマイレブンでは学園長の吉良星二郎が殺された息子ヒロトへの復讐のために宇宙人という設定で世界征服をするために孤児施設であるおひさま園の子供たちで結成され円堂キャプテンたちと戦うが、星二郎の娘である瞳子が雷門を率いて全国にいる実力者を集め、強くなった円堂キャプテンたちと共に戦いその結果敗北。星二郎は逮捕される。

今回は普通の学校になっており、死んでいたヒロトが生きているほかこれまでヒロトだった基山は本名のタツヤで登場している。メンバーはエイリア学園の主要メンバーで構成されており、ヒロトとタツヤ以外だとリュウジ、玲名、オサーム様、晴矢、風介、ネッパー、ボンバの所属が確認されている。FWが多すぎるのも特徴。

後に公式発表で上記の9人に加え、クララ、バーラ、ゼル、メトロン、ガニメデが所属していることが発表された。クララとゼルはかなり好きなので嬉しい。だけど・・・ゴッカとグリンゴちゃんいないのかよ・・・山属性不足すぎるからヒロトは山属性だなたぶん。そしていないのならこの時空のゴッカは大好きな相撲をやっているはず・・・

14話での本選開会式で全メンバーが公の場に姿を現す。ここで残るスタメンがクララとゼルであることが判明・・・と思われたが、実際はクララとガニメデがスタメンであり、先発出場しないヒロトの代わりに武藤がMFとして先発出場している。

スポンサーは航空会社の「エイリアン航空」。普通の航空だけでなく宇宙旅行とかも取り扱っていそうな名前である。

永世学園の仲間たち

基山タツヤ

永世の貴公子でキャプテン。ポジションはFW。背番号10番。

これまでのイナズマイレブンではヒロトが死亡しているため、名前を受け継いで登場していたが、ヒロトが生存している今回は本名で登場している。

これまでと異なり、やけに白かった肌の色が標準の肌色になっておりサッカーをやることには消極的になっている割にはFFで優勝するのが夢だと語り幼少期から八神やオサーム様に加え、ハウザー、クィール、ウィーズと思われる子供たちとサッカーをしていたことからまんざらでもないのかもしれない。そして、将来吉良財閥を支えたいという気持ちは変わっていない。ポジションはCFを担当する。

これまで同様星二郎には可愛がられているようであり、吉良財閥を支える存在になってくれることを期待されているが、星二郎が本当は自分よりもヒロトに愛情を持っているということも知っており、ヒロトにこのことを伝えている。

必殺技は「流星ブレード」、「コズミックブラスター」。

CVは旧作と同様水島大宙氏。

吉良ヒロト

ゴッドストライカーを自称している。ポジションはFW。背番号11番。

これまでのイナズマイレブンでは死亡していたが、今回はアツヤ同様に生存している。しかし大幅に年齢が変更されており瞳子の弟となっている(元々は瞳子の兄)、御曹司でありながら見るからに不良になっており、自らをバカ息子だと自虐している。星二郎も手におえないほどひどいらしい。ただ、サッカーの実力はものすごく高く、得点王でありゴッドストライカーを自称しているのもおかしくない。

しかし、14話のインタビューでは俺こそがゴットストライカーと言っている途中にインタビュー映像を打ち切られるなどネタ要因のように扱われていた。18話でも明日人たちが彼らの練習の様子をVTRで見ていた際に彼がゴットストライカーと言いかけた時、杏奈にモニターの電源を切られるなどされていた。この世界選の奴らはゴットストライカーという言葉が嫌いなのかもしれない。

また、過去作の回想シーンで映ったヒロトとは大きく容姿も異なっており、明らかに柄の悪そうな容姿で灰色の髪をしていて、タツヤとも全然似ていない。また、彼がぐれた理由は星二郎がタツヤにばかりかまい、悪いことをしても怒らない自分には無関心であった星二郎への反発ではないかと思われる。また、かつての灰崎と同様に気が乗らないと試合に出ない癖があるようで、雷門戦では試合に出ず不在だったが後半で晴矢の代わりに参加。最初はワンマンプレーをしていたが、最終的にはタツヤの言葉で仲間を信頼しパスを出すようになり、連携技コズミックブラスターを生み出すまでになった。

必殺技は「ザ・エクスプロージョン」、「ジグザグストライク」、「コズミックブラスター」。

CVはプリティーリズムレインボーライブのカヅキ先輩を演じた増田俊樹氏。

砂木沼治

ポジションはGK。背番号1番。

通称オサーム様。サッカーが大好きすぎて熱い思いが止まらないほどの熱血男である。私は女子キャラへの熱い思いが止まらないからある意味同類かもしれない。旧作ではエイリア学園イプシロンのキャプテンでありその当時はデザーム様と呼ばれている。

FWとGKの二面性を持つ選手で後にネオジャパンでの厳しい特訓を経てMFも出来るようになったほど高い実力を持つ。円堂キャプテンたちとの戦いを通じて次第にサッカーを楽しむようになるいい人だった。

今作ではエイリア学園の設定がないためか、精神年齢が普通の少年と同じぐらいになっており、フットボールフロンティアごっこという入場行進で遊ぶなど無邪気な面もみられる。かわいい。

相手を挑発して戦うという戦闘スタイルを持っており、どれだけ点を取られても、もっと打ってこいと言い全くめげないなど本質は全く変わらない模様。しかし、相手を挑発→ワームホール使ってドヤる→その後ノーマルシュートで2点取られるの繰り返しというのはちょっと・・・これが公式の言う大活躍だと言うのなら、スタッフはオサーム様をネタ要因としてしか見てないんじゃないかとしか思えない。

必殺技は「ワームホール」、「ドリルスマッシャー」。

CVは旧作と同様力強い演技に定評のある疋田高志氏。

蟹目出郎

ポジションはDF。背番号2番。

永世学園に選ばれた中で唯一人間離れしたごつい見た目をそのまま引き継いで登場。旧作ではリュウジ率いるジェミニストームのメンバーであり当時の名前はガニメデ。昔は美少年だったらしいが誰にも信じてもらえないらしい。この設定から超絶イケメンにリファインされると思われていたがそんなことはなかったようだ。

リュウジやディアムと並んでイナズマイレブンストライカーズにも参加しているなどかなり前から公式から謎の優遇を受けているのも特徴だが、なぜ彼が選ばれるのかは不明。風属性だらけの永世では希少な山属性だからだろうか?山属性ならグリンゴちゃんじゃないの・・・

そして雷門戦でゼルではなく彼がスタメンであることが判明した。左CBを担当する。

必殺技は「グラビティション」。

CVは金雲と同様中村悠一氏。

倉掛クララ

ポジションはDF。背番号3番。

私の推しの一人であり、ややSっ気の強い女子。旧作ではガゼルこと涼野のチームダイヤモンドダストの選手であり、涼野以外では唯一の抜擢となった。また、エイリアネームと本名が唯一一致しているという特徴も持っていた。

右CBとして活躍する・・・はずが今の所活躍は皆無と言っていいほどであり、何度立ちはだかっても無視された上に雄一郎のスパークウィンドに悲鳴も上げず無音で吹き飛ばされているだけの出番であるなど不安でしかない。また彼女の出番を削るつもりなのか日野社長は・・・予想した通り出番は上記の吹き飛ばされて終わりであり、他の永世メンバーが決勝戦のベンチに来ていたのにもかかわらずも彼女の姿はなかった。私はクララのことをどうでもいいと思っているスタッフたちを一生恨むつもりだ。

性格のおかげで根強い人気を持ち、私もイナズマイレブン3ではドリブラー兼守備の要として起用していた。ゲームではGKにしても強かったりする。

必殺技は「フローズンスティール」。

CVは塔子や倉間を演じた高垣彩陽氏。

緑川リュウジ

ポジションはMF。背番号4番。

旧作のエイリア学園の名前はレーゼ。ことわざが好きで、所々で地球にはこんな言葉があると言ってはことわざを言うのが癖であった。宇宙人の演技を辞めてからもことわざが好きなのは変わらない。そしてそれはこの時空でも同じようだ。

日本代表に選ばれたことがあったが、その際に半田にふざけるな俺たちの学校壊しやがってと言われたこともある。まあ、雷門中を破壊した上に半田達が永遠にレギュラーキャラから首になるきっかけを作ったのは彼だし当然か。

背番号から予想するに後衛配置の可能性が考えられたが、雷門戦では玲名やネッパーと並びそれなりに前線にいることが判明。これならボンバと背番号逆でもよかったんじゃないの・・・永世の中心メンバーであり、アストロブレイクを決めるなどして活躍している。

必殺技は「アストロブレイク」。

CVはマックスと同じく小平有希氏。

本場激

ポジションはMF。背番号5番。

旧作のエイリア学園での名前はボンバで、こっちで覚えている人も多いだろう。旧作ではバーンこと南雲のチームプロミネンスの選手であり、巨漢でありながらかなりイケメンなフェイスの持ち主で私も好きな方。

本職はMFだが、旧作では一貫してDFとして活躍していたのでどちらかというとDF寄りMFと言ったところか。本作での配置は後衛MFであり、DFではなかった。彼が選ばれた理由はおそらくアメリカザリガニの平井さんが声を担当しているからだと思われる。結局喋らずに終わったが。

必殺技は「イグナイトスティール」。

CVはお笑いコンビのアメリカザリガニでもある平井善之氏。

八神玲名

ポジションはMF。背番号6番。

旧作のエイリア学園での名前はウルビダで、こっちで覚えている人も多いだろう。旧作ではタツヤがキャプテンを務めるジェネシスの副キャプテンであり、星二郎に最も忠実な存在だった。当時は星二郎の愛を一心に受ける彼にものすごく嫉妬していた。また当時の喋り方は硬派でイケメンな雰囲気だった。

今作ではオサーム様と同様に精神年齢が下がっており、口調も女性らしくなっている上に声がかなり高くなっており、タツヤに嫉妬する描写も見られずむしろタツヤを心配するなど中身の変化が大きい。永世学園は彼女以外にもたくさんの女子キャラクターがおり、今作でも彼女以外にクララとバーラがいる。途中で足を痛めて退場させられ、特に見せ場もなく終わってしまった。

必殺技は「スペースペンギン」。

CVは栗松と同じく日野未歩氏。中の人ネタにされることも多い。

熱波夏彦

ポジションはMF。背番号7番。

旧作のエイリア学園での名前はネッパーで、こっちで覚えている人も多いだろう。旧作ではバーンこと南雲のチームプロミネンスの選手であり、実力は非常に高く必殺技なしでアフロディのヘブンズタイムを破ったという功績を持っている。

しかし、プライドが高く他チームを敵視する性格の悪い男であり推しであるクララの出番を削る原因になったため私は嫌い。配置はリュウジ八神と並んで前線MF。彼が選ばれた理由はおそらくアメリカザリガニの柳原さんが声を担当しているからだと思われる。結局喋らずに終わったが。

CVはお笑いコンビのアメリカザリガニでもある柳原哲也氏。

南雲晴矢

ポジションはFW。背番号8番。

旧作のエイリア学園での名前はバーンでこっちで覚えている人も多いだろう。以前のイナズマイレブンではボンバやネッパーなど火属性と林属性で結成されたチームプロミネンスのキャプテンであった。炎のストライカーを偽って円堂キャプテンたちのチームに入り込もうとするなど、策略家な面も見られた。また、アフロディに誘われて韓国代表にもなった。

永世での立ち位置は3トップのFWとしてタツヤの右側である。しかし、前半戦で高志と衝突し脳震盪を起こしてベンチ行きになり必殺技を撃つこともなく終わってしまった。

必殺技は「アトミックフレア」。

CVは武方三兄弟の勝と同じく古島清孝氏。

涼野風介

ポジションはFW。背番号9番。

旧作のエイリア学園での名前はガゼルでこっちで覚えている人も多いだろう。以前のイナズマイレブンではクララやリオーネなど風属性とわずかな山属性で結成されたチームダイヤモンドダストのキャプテンであった。「凍てつく闇の冷たさを教えてあげるよ。」などと発言するなど中二病まっさかりであった。また、アフロディに誘われて韓国代表にもなった。

永世の立ち位置は3トップとしてタツヤの左側である。また、今作では中二病発言はなくなっている。

必殺技は「ノーザンインパクト」。

CVはサンリオキャラであるバットばつ丸などの声を務める瀧本富士子氏。

武藤論

ポジションはMF。背番号12番。

旧作ではオサーム様率いるイプシロンのメンバーであり、当時の名前はメトロン。なお、ゲーム版ではポジションがFWだったりするがあまり知られていない。アニメでは一貫してMFである。今作では後ろ髪がやや短くなっている。

雷門戦では参加しないヒロトの代わりに先発出場した。ボンバの横で後衛よりのMFとして活躍・・・すると思ったら特に目立った点は無し。

CVは土門と同じく金野潤氏。

瀬方隆一郎

ポジションはFW兼GK。背番号13番。

旧作ではオサーム様が率いるイプシロンのFWをしており、当時の名前はゼル。ガニメデプロトンのようなハンドのようでハンドじゃない技を使いインパクトを与えた存在。また、オサーム様と入れ替わることでGKも可能。そのためかゲーム版では適性ポジションがFWなのにもかかわらずステータスは守備の方が高いという変わり者。

相当な自信家で自分のプレーに自信を持っている。また、開会式にいたことからスタメンだと思われていたが、実際のスタメンはガニメデであり、雷門戦ではベンチとなったが足を痛めた玲名の代わりに出撃。お互いを信頼し合ったタツヤとヒロトにパスを出す時に発言するなど、喋れなかったメンバーと比べると優遇された。

必殺技は「ガニメデプロトン」。

CVは金雲と同じく中村悠一氏。

薔薇園華

ポジションはDF。背番号14番。

旧作ではバーン率いるプロミネンスのメンバーであり、当時の名前はバーラ。目の中が見えないサングラスをかけており、可愛いものが大好きでほしいものはどんな手を使ってでも手に入れようとする強欲な一面も。試合では一貫してベンチだった。

CVは今回は台詞なしだが、旧作では目金君を演じた加藤奈々絵氏が担当していた。

監督・その他

吉良瞳子

永世学園の監督。ヒロトの姉で星二郎の娘。

実力はあるが久遠と同じぐらい意図を説明しない監督であり、めんどくさい性格。選手に起きた責任は私が負うとか言いながら、選手が使えないと思ったらすぐに首にして新しい選手を連れてくる無責任監督である(実質彼女が責任を負ったのは佐久間、源田、アフロディの3名のみ。大けがをした染岡さんや、置いてけぼりにした半田たち、メンタルを病んだのに突き放した風丸と栗松に対しては責任を負っていない)。実質そのやり方が黒歴史チームダークエンペラーズの結成を助長したと言っても過言ではない。

また、適性ポジションの選手を集めようとせず、実力のあるFW選手を無理やりDFやMFに強制コンバートして使うなど腐ったを配置する。後に監督を務めるネオジャパンでは寺門や霧隠、幽谷がその影響で犠牲になった。

今回ではヒロトの更生を星二郎から一任されているようではあるが・・・これまで同様指示も出さないスタンスのようなので、大した活躍は見られない。だが、足に負担がかかっているタツヤを心配するなど旧作に比べると多少は優しくなったかもしれない。

CVは旧作と同様北西純子氏。

吉良星二郎

永世学園の理事長でおひさま園の経営者。

大仏のような見た目をしており穏やかそうだが、本心は非常に冷酷。これまでのイナズマイレブンではサッカー留学していたが殺されてしまったヒロトの復讐のためにエイリア学園を立ち上げるなどしているものの、ヒロトや子供たちの事は大切に思っていた模様。

しかし、今作では不良同然のふるまいをするヒロトを吉良家の恥と言って忌み嫌っており、彼の教育を放棄しているらしく別の意味でクズな状態になっている。持病を患っているらしく、ヒロトの事もツボを壊しても怒らず使用人に処理するよう指示するなど放任主義で育てていたようだ。しかし、書斎の奥に幼少のヒロトが書いたと思われる絵を額に飾っていたことから、ヒロトの事を一番大切に思っているようにもみられる。

CVは旧作と同様宝亀克寿氏。

伊豆野由宇

旧作ではタツヤが率いるジェネシスのメンバーでその時の名前はウィーズ。今作ではサッカー部には登場していないが彼らしき子供が幼少のタツヤや玲名、オサーム様と共にサッカーをしている描写が見られた。

久井ルル

旧作ではタツヤが率いるジェネシスのメンバーでその時の名前はクィール。今作ではサッカー部には登場していないが彼女らしき子供が幼少のタツヤや玲名、オサーム様と共にサッカーをしている描写が見られた。

羽崎剛太

旧作ではタツヤが率いるジェネシスのメンバーでその時の名前はハウザー。今作ではサッカー部には登場していないが彼らしき子供がおひさま園でタツヤたちと一緒にいる描写が見られた。

まとめ

全員発表されたはいいがやけに偏りのあるメンバーになってしまった気がする。実際フォーメーションも2‐4‐4をやってきそうな気が・・・と思われたが実際は2‐5‐3だった。ヒロトが入るとまた変わってきそうだけど。

物語自体は裕福に生まれながらも育児放棄のような育てられ方をしたヒロト(見えない部分では星二郎から愛を注がれていたが)と孤児だけど、星二郎に愛を貰ってまっすぐに育ったタツヤの2人が互いに協力し合っていく話として見ればいいものだった。

最終的には脳震盪を起こした晴矢と足を痛めた玲名がベンチに引っ込むことになり、ヒロトと瀬方が入って2‐4‐4になった。正直クララ、ボンバ、ネッパー、ガニメデの扱いもうちょっと何とかならなかったのか。フェイント→回避だけじゃクララ好きな私は怒り心頭なわけだが。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク