イナズマイレブンアレスの天秤6話感想

第6話 炎のエースストライカー

大体の流れ

白熱する木戸川と星章学園の試合。鬼道さんと豪炎寺がぶつかり合い、激しいマッチアップ。鬼道さんは折緒にパスを出すが、西垣にカットされる。どちらも譲らない熱い戦いが繰り広げられる。

ここで木戸川に動きが。西垣からのパスを受けた豪炎寺が武方三兄弟とともに前線へ。素早いパス回しで星章のDFを圧倒する。ここで話は回想へ移動する。

豪炎寺が強化委員として木戸川に戻ってきたころの話。二階堂監督は豪炎寺が戻ってきて嬉しいという言葉を送り、西垣は握手を求める。だが、武方三兄弟は自分たちがエースであることを譲らない。豪炎寺はレギュラーでない木戸川の選手たちからも憧れられている様子。彼らの言葉を聞き気に入らない顔を見せる三兄弟。

そんな三兄弟は豪炎寺に勝負を挑む。西垣が止めに入るが豪炎寺は自分が勝てば話を聞いてもらうことを条件に勝負を受けることに。二階堂監督も許可したようだ。豪炎寺は仲間として先ほど憧れを見せた23番の水戸と24番の星乃を仲間にし、3対3で夕方に勝負をすることになった。にやりと笑う三兄弟。悪役面だなぁ。少なくとも友はいい奴のはずなんだが・・・

そして夕方。三兄弟対豪炎寺チームの勝負が始まる。豪炎寺は馬鹿にしてくる努を無視し、星乃と水戸に短時間の練習で教えた通りやるぞと宣言。努がボールをキープするが星乃の粘り強いマークで隙を突かれ、豪炎寺がその隙にボールを奪う。

すかさず友が守備に入るが、豪炎寺は水戸にボールをパス。水戸はパスされたボールに見事に追いつき豪炎寺に再度パスを出し、そのまま豪炎寺がシュート。友が止めようとするがボールは無情にもゴールに入ったのだった。おい、勝何もしてないやん・・・一点取られたことで、焦りが出始める三兄弟。味方であるはずの三人でボールを奪い合うという醜い行動をとり始める。結局、豪炎寺チームに三点取られ三兄弟は敗北したのだった。

負けたことにうなだれる三兄弟。そんな彼らに豪炎寺は「仲がいいこととチームワークがいいことは違う。お前たちに他の2人より目立とうとする雑念がある限りは個人プレーと同じだ!」と一蹴する。こうして武方三兄弟は仲間と連携を取るようになったようだ。

話は試合に戻る。さっさと止めろよ役立たず共がと水神矢たちに怒鳴り散らす灰崎。それを聞いた天野が役立たずはお前なんじゃないのか?と発言。結局水神矢に集中しろと言われうやむやに。雄一郎や達巳もあれが俺たちを圧倒した星章なのかと疑問に思っている。

ここで武方三兄弟と豪炎寺によるオーバーライド技が炸裂。トライアングルZとファイアトルネードを合わせたその名も、爆熱ストーム!・・・おいおいおい、いくらパラレルワールドだからって現存の技名つけんなよ。トライアングルトルネードの方がまだよかった。当然灰崎が止められるはずもなく、木戸川に1点が得点される。

ブチギレ状態の灰崎は怒りを込めたボールを鬼道さんに向かって蹴り飛ばす。一方観客席のサスケは豪炎寺さんスゲー!と興奮しまくり。達巳と雄一郎があれは三兄弟の協力あってこそだというとあれは豪炎寺さんの得点だろとムキになる。サスケむかつく。ここまで豪炎寺厨なのはサスケぐらいのもんだな。天馬ちゃんや三流ですらここまでじゃねえよ。

試合は木戸川優勢で進む。また豪炎寺と三兄弟がオーバーライド技を撃つ体制をとると水神矢たちは豪炎寺をマーク。しかし三兄弟がトライアングルZを発動。天野が立ちはだかるが、これはトラップだった。トライアングルZは複雑な軌道を描き、ゴールに突き刺さる。ここで前半終了。

休憩中、うなだれる星章学園陣。灰崎は鬼道さんに掴み掛り、さっさと俺をFWに戻せ!というが鬼道さんは俺は勝つための手順を踏んでいるだけだと冷静に言い灰崎の腕を払いのける。春奈はそんな2人を心配そうに見るが、久遠は何も言わない。久遠むかつく。

言い合いはまだ続く。鬼道さんは今お前がなぜGKにされているかの理由を理解しない限りFWに戻っても豪炎寺に勝てないと言い、灰崎はあんなやつ(豪炎寺)に負けねえと言いかえすが鬼道さんはそんな灰崎に向かって

豪炎寺を舐めるなぁ!!!と一喝。

豪炎寺の作り上げたチームプレイは強力だ、今FWに戻ってもお前個人と木戸川全員との戦いにしかならずシュートすら撃たせてもらえないだろう。と述べるが灰崎は御託はいいからFWに戻せの一点張り。何も答えない鬼道さんにたいしてざけんじゃねえぞ・・・と更にキレる。

後半戦が開始。休憩時間中の件でに完全にブチギレ状態の灰崎。ゴールを捨てて前線に攻め上がりボールを奪い取る。その状況を見た達巳や雄一郎、サスケも呆れ気味。明日人も今の灰崎は1人で他の21人を敵にしているように見えると言う。折緒も止めに入るが、雑魚は引っ込んでろと言い聞き入れない。

ゴール付近まで来た灰崎。しかし、光宗と黒部に阻まれる。そこに女川も加わり、突破できなくなる。その隙に西垣がスピニングカットを発動。ボールを奪い取り前線の豪炎寺に。豪炎寺は再びファイアトルネードを発動し三点目を取ろうとする。

がら空きのゴールにボールが直撃・・・と思ったら天野が体を張って立ちはだかる。そんな天野を水神矢たちが後ろから支えてなんとか追加点は阻止できた。そんな水神矢たちを戻ってきた灰崎は見下したようにお前らも鬼道に行ってやったらどうだ?俺みたいなキーパー願い下げだってなとゴールを空けたことを反省すらしていない。

そんな灰崎に水神矢はお前はGKでいる時でもFWの気分でいるのか?お前がそこにいるせいでキーパーを外された者(天野)がいる、GKにいる時ぐらいゴールをどう守るのかを考えろ!と一喝。水神矢かっこいい!オレブンにぜひ入ってほしいぐらいの人格者だわ。

この言葉で灰崎の心境にも変化が。攻めてくる豪炎寺からボールを奪い取ったり、水神矢たちにがら空きの相手をマークするよう指示をするようになったのである。上から目線でむかつくのは変わらないけど。ここでシュートを狙う勝に対して水神矢が必殺技ゾーン・オブ・ペンタグラムを発動。やはり人格者のイケメンは必殺技もかっこいい!

そして灰崎の心境の変化に気づいた鬼道さんは灰崎の元へ。ここで星章学園は選手交代。

・DFの古都野とMFの魚島を交代。

・天野はDFからGKへ戻る。

・灰崎はFWに復帰し、魚島の枠にMFとして折緒が入る。

ここで灰崎がGKに入れられた理由が語られる。観客席で見ていた野坂によるとキーパーの位置からは敵と味方の動きが分かる。守りの立場から敵の攻撃を見れば前線において攻撃に有効なルートがどこにあるのか見えてくるとのこと。つまり鬼道さんは灰崎をあえてGKに入れることで連携の大切さを教え、チーム全員の信頼を受け思いのつながったボールを受け取ることのできる真のエースストライカーとして覚醒させようとしていたのである。

ここで野坂が格言を残す。ゴールという一つの目標に向かって11人が一つの生き物のようにつながりあう、それが連携だ。野坂なら久遠の意志も簡単に読み取れそうな気がする。

のこり10分の試合が開始。鬼道さんは灰崎にGKに入れた理由を話す。また、灰崎が抱えている闇(おそらく茜のこと)も分かっている、だが俺が求めているのは最高のサッカーだ!と発言。鬼道さん選手個人が抱えていることも理解しているなんてスゲーわ。

するとこれまで一人で突っ走っていた灰崎は仲間にボールを渡すようになった。しかし態度はゴールの引き立て役ぐらいにはしてやるよ凡人共と相変わらず上から目線でむかつくけど。

灰崎はボールを左曽塚に渡し、そこから折緒→早乙女とつなげていく。そんな状況を見た水神矢はここからとんでもないものが見られるかもしれないぞと言う。しかし豪炎寺も黙っていない。灰崎をマークして動きを止めるよう指示。そんな状況でも鬼道さんは冷静にお前の最高のサッカーを見せてみろと発言。

乗ってきたぜ!と調子が良くなってきた灰崎。そんな感じで次回に続く。

感想

灰崎が仲間の大切さを理解する回(たぶん)。上から目線なのは結局変わらないようだが、連携しないと豪炎寺たち木戸川に勝てないというのは理解したようである。残り時間は10分だがここから逆転できるのだろうか。とはいえ鬼道さんも昔10分で十分だという格言を残しているし、問題ないか。

それと水神矢は本当にいい奴だわ。周囲から反感を買いやすい灰崎だけなく他の仲間のこともしっかり考えて、言葉をかけることができるのだから。軽い気持ちで相手を馬鹿にするような言葉をかけてすぐ冗談などと言う奴らも水神矢を見習ってほしい。

格言は野坂のゴールという一つの目標に向かって11人の心がつながりあう、それが連携だ。どうせなら水神矢が灰崎にかけた言葉の方を格言にしてほしかったが。

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