第21話 バラバラのイレブン
感想
正直円堂キャプテン関連以外の感想を書く気も起きない回。杏奈とその取り巻きの手のひら返しに対してストレスマッハ、金雲は勝手に家庭の事情という名のバカンスを入れて出ていく、プレッシャーのかかってきたメンバーはそれぞれ個別の練習をし、仲間割れ。
鉄之助は必殺技を作るのに躍起になり、のりちゃんはキャッチの練習、高志はより強い壁になるためエア壁掃除、雄一郎はスピードが足りないと走り込み、日和と半太はボールの奪い合い、明日人、サスケ、達巳は金雲がバカンスに行く前に残した必殺技の練習(しかしうまくいかずサスケがちゃんとやれよと説教)、祐はそんな3人に向かって個別に練習したほうがいいんじゃないかと横槍を入れる。しかし焦りからどこも上手くいっておらず、見ているこっちもイラついてくる・・・ってかさ、今までの強豪たちをばっさばっさと倒してきた余裕綽綽な態度はどこ行ったわけ?特に祐が嫌いになってきた・・・つかもうのりちゃんと高志以外どうでもよくなってきた。
とはいえ、今までの明日人たちは金雲の作戦に頼りすぎていたのもあるからなぁ・・・だからこそ金雲は彼らを突きはなし、自分はバカンスへ行って達巳に円堂キャプテンたちに勝てなかったら慰めてあげてくださいと言う手紙を送ったのかもしれない・・・達巳もキャプテンとしての自信を失ってしまったようだし、負けフラグ全開。
ってかこれ内容的に序盤・・・せめて星章学園(2回目)の前あたりにやっておくべき話だったんじゃないの。この段階でこんな内容をやられるとこれまで彼らに負けていった灰崎(直接負かしたのは野坂たちだが)、改、佐久間、アフロディ様、士郎、タツヤたちの思いはなんだったんだろうかとも思えてしまう。
それよりもこの話の見所は円堂キャプテンである。なぜなら、利根川東泉は元々部活自体が盛んではない学校であることが判明。そこで円堂キャプテンは木野さんや響木監督と共に部員を集め、準決勝まで勝ち上がってきた。しかもその上、無失点まで保つのは生半可な気持ちじゃできないこと。さすが円堂キャプテン!
一方、灰崎はサッカーをする少年たちを見て湧き上がる感情の答えを必死で探し、野坂も腫瘍の進行を抑えるために薬を大量に服用しておりいろいろ大変な模様。西蔭は野坂を心配する杏奈に嫉妬。そのうちヤンデレ化しそう。
試合当日は円堂キャプテンを応援している観客たちで雷門は完全アウェー。もう円堂キャプテンたちが勝って王帝月ノ宮と戦って、アレスの天秤から野坂たちを解放し、余命わずかの野坂を救った方がいい作品になるんじゃないかとすら思えてきた。
来週はついに戦いが始まる。まあ結局明日人たちが勝つんだろうけどね。だがこれだけは言っておきたい。円堂キャプテン相手にノーマルシュートでバカスカ点が取れると思うなよ。
必殺技講座
なし。
今日の格言
発言者:杏奈
「努力していればいつかは認められる」
誰にも認められたことがない私だからこそ今回だけはあえてきついこと言う。いつかっていつだ?それにあれだけ馬鹿にしていたお前になんか認められたって嬉しくないわ。野坂には人が変わったように優しくするくせに・・・今日で確信に代わった。杏奈不快。取り巻き共も全員で手のひら返ししてマジで気持ち悪い。